序曲(未)
(現実的に社会的地位の消失)
哀しみは誰に治療されるわけでもなく、
むくむくと膨らんでいきます。

美香様は善い人ではありませんでした。
自我の忘却の課程で、思ったりもします。
僕はゆくゆくは視力のない回虫に成っていくはずです。
言葉を失わずにいることが出来るのでしょうか・・

具体的なことを思い起こし、それを喋るのがつらいです。
僕の社会性を思い出すことは、劣情を募らせるだけでとても惨めです・・

美香様は僕の過去のことはもう話題にすることもなくなったのでしょうか・・


僕は社会的に存在しないところとなりました・・

この行政的にも整備された社会で、僕のようなホームレスにさえなれないような存在は他にもあるのでしょうか・・


会社も警察も裁判所もみんな彼女の見方でした
僕はヘンタイとして世が認めるところとなったのです

僕は性犯罪者であることから逃れることは、多分美香様は死ぬまで許さないでしょう。

『仕事が出来れば良いってものじゃないのよ。このヘンタイ』
 
美香様にそう言われたのを思い出します

僕はもうその仕事もすることが出来ません。。
今月いっぱいで家賃も払えなくなります

『わたしの手紙が来るのを待っていなさい。・・大丈夫よ・・』

僕はその言葉だけで生きていました・・

自殺は何度もしようと思いました
今まで生きた39年間ががらくたにしか思えなかった。。
これから先の人生に意義を持つことは許されない人間でした。
今まで親に大事に育てられそれなりに責任感を持って生きてきた僕は彼女を重く憎みました

殺したい。
心からそう思いました。

彼女を殺して、この世を去りたいと思いました

殺してやる・・・

乾いた砂漠に一輪だけ咲いた強い反抗心の薔薇でした。

(高速道路パーキング公衆便所 屈辱の屈服)



臥薪嘗胆(未)
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